リスティーゴ®について


リスティーゴ®のはたらき

リスティーゴ®は胎児性Fc受容体(FcRn)阻害薬です。
血液中から、重症筋無力症(MG)の原因となる自己抗体を含む免疫グロブリンG(IgG)の量を減らすはたらきを持ちます。

IgG自己抗体とMG

IgGは、細菌やウイルスなどに抵抗する力(免疫)の中で大きな役割を担っており※、中でもIgGは血液中に最も多く存在し、さまざまな細菌やウイルスを攻撃します。

MGは、正常なIgGとは別に、自分の体を攻撃してしまう「IgG自己抗体」が作られてしまうことが原因のひとつとされる自己免疫疾患です。

※ 免疫グロブリン (Ig) とは血液中や体液中に存在しているタンパク質です。Igには主に5つの種類があり、中でも血液中に最も多く存在するIgGは、細菌やウイルスなどに抵抗する力 (免疫) の中で大きな役割を担っています。

 

FcRnの役割

FcRnとは、さまざまな細胞の内側(細胞内)に存在し、体内でIgGを再利用するためにはたらく仕組みです。
IgGは、細胞内に取り込まれると、一部は分解されてしまいますが、細胞内でFcRnと結合すると、分解されることなく血液の中に戻り、再びはたらき始めます(再利用)。

FcRnがIgGと結合し、分解を防いで血液中へ戻し再利用する仕組みを示した図

 

リスティーゴ®のはたらき

 

IgG自己抗体がFcRnと結合して血液中へ戻り、再び体を攻撃する仕組みを示した図

MGの原因となるIgG自己抗体はIgGと同様に、細胞内に取り込まれると、一部は分解されますが、FcRnと結合したIgG自己抗体は血液中に戻り、再び自分の体を攻撃してしまいます。

リスティーゴ®がIgGやIgG自己抗体とFcRnの結合を阻害し、再利用されるIgG自己抗体の量を減らす仕組みを示した図

リスティーゴ®は、IgGやIgG自己抗体とFcRnの結合を邪魔することで、細胞内での分解を促し、血液中に戻り、再利用されるIgG自己抗体の量を減らします。

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2026年10月作成 / JP-RZ-2400077_6

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