関節リウマチの症状

関節リウマチは、体に入ってくる異物(細菌やウイルスなど)を攻撃するしくみ「免疫」に異常をきたし、自分の体を攻撃してしまう「自己免疫疾患」のひとつです。

関節リウマチでは、全身のさまざまな関節に炎症を起こし、腫れや痛みを生じます。

また、全身がだるい、微熱が続くなど関節以外にも炎症の症状があらわれます。

代表的な関節リウマチの症状

関節の腫れ・痛み

だるい・微熱

朝のこわばり


関節破壊の進行

関節リウマチでは、関節を包んでいる滑膜に炎症が起こり、関節を構成する軟骨や骨が徐々に破壊され、

関節が変形してしまいます。これを「関節破壊」といいます。

関節の状態

正常な関節と関節リウマチの関節の比較。正常な関節の構造として滑膜、関節包、関節液、軟骨を示す。関節リウマチでは、初期に滑膜が腫れ・増殖し、進行すると骨・軟骨が破壊される。

監修:竹内 勤 先生

関節リウマチの関節所見

関節リウマチによる手の変化を、外観写真とX線画像で比較。早期(3年未満)、進行期(3~10年)、晩期(10年以上)の例を示し、関節の変形や関節破壊が進む様子を表している。

監修:竹内 勤 先生


治療の目標

関節リウマチ治療の目的は、

(1)今ある関節の痛みを取り除き、(2)関節破壊の進行を止め、(3)日常生活動作を改善することです。

症状が落ち着いて病気の進行が止まっている状態を「寛解かんかい」といいますが、

寛解状態になることが治療の大きな目標となります。

 

関節リウマチ治療の目標

関節リウマチの症状は、発症後の早い時期に急速に進行します。そのため、関節リウマチと診断されたら、できるだけ早い時期から関節破壊が進行しないように治療を行うことが大切です。

01

今ある関節の痛みを取り除くこと

02

関節破壊の進行を止めること

03

日常生活動作を改善すること

症状の安定・病気の進行停止状態 「寛解」 へ

監修:竹内 勤 先生

 

治療開始時期とその後の経過

治療開始時期による関節の状態の経過を、発症後10年まで比較したイメージ図。早期に治療を開始した場合は軽い状態で維持され、治療が遅れた場合は悪化してから横ばいになる。適切な治療をしなかった場合は悪化が続く。

 

2026年9月作成 / JP-CZ-2500060_2

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