シムジア®とは​

シムジア®は関節リウマチの治療に用いられるTNFα阻害薬で、異常に増加したTNFαのはたらきを抑え、関節の炎症や破壊を防ぎます。

また、シムジア®は抗体からTNFαと結合する部分だけを取り出し、ポリエチレングリコール(PEG)という物質を巻きつけたペグ化した構造をもっています。

シムジア®の構造

シムジア®の構造を示す模式図。TNFαを認識する部分と、それを覆うPEG(ペグ)を示す。PEGは水分を吸収して体積が大きくなり、シムジア®の作用時間の延長が期待される。

 

ペグ化のメリット

• 半減期の延長

タンパク質をPEG(ペグ)化すると、体内でのタンパク質の分解が抑えられ、血液中に長期間残存する可能性があります。

• 炎症部位への集積

正常な細胞に移行しにくくなることで、炎症が起こっている部位に集まりやすくなる性質が示唆されます。

抗体とは

細菌やウイルスなど体にとって敵であると判断した異物(抗原といいます)に抵抗して、体を守ろうとするときにはたらくタンパク質が抗体です。関節リウマチでは増加したTNFαが異物となるため、抗体を結合させることで、TNFαのはたらきを抑えることができます。


オートクリックス®について

オートクリックス®の特徴

オートクリックス®の特徴。滑りにくいグリップ、ボタン操作が不要、注入の開始時と終了時に「カチッ」と鳴る確認音、薬液が見える大きな窓、注射部位に接触する大きな接地面。1箱に1本入りで、1回使い切り。

オートクリックス®は、ひとつの箱に1本ずつ入っており、1回使い切りです。


シリンジについて

シリンジの特徴

 

シムジア®のシリンジの特徴。大きなピストン棒、楕円形の注射筒、丸い形状のキャップ、大きなパッド、滑りにくいグリップ。1箱に1本入りで、1回使い切り。

シリンジは、ひとつの箱に1本ずつ入っており、1回使い切りです。


投与前の確認事項​

以下の病気にかかったことのある方は、シムジア®の投与前に必ず主治医にお申し出ください。

重篤な感染症(敗血症、肺炎など)

結核

脱髄疾患(多発性硬化症など)

※ご家族に脱髄疾患の方がいる場合もお申し出ください。

うっ血性心不全

重篤な血液疾患(汎血球減少、 再生不良性貧血など)

間質性肺炎

悪性腫瘍

B型肝炎

乾癬

2026年9月作成 / JP-CZ-2500060_2

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