イベントレポート
「その肌トラブル、様子見で大丈夫?」
ぺこぱさんと皮膚科専門医が化膿性汗腺炎(HS)について理解促進と“早期受診の大切さ”を発信
「その肌トラブル、様子見で大丈夫?」
ぺこぱさんと皮膚科専門医が化膿性汗腺炎(HS)について理解促進と“早期受診の大切さ”を発信
ユーシービージャパン株式会社は、6月第1週の「HS疾患啓発週間」に合わせ、6月6日(土)に、「化膿性汗腺炎(かのうせいかんせんえん)〔HS:Hidradenitis suppurativa〕」の疾患啓発を目的としたトークセッション「その肌トラブル、様子見で大丈夫?実は化膿性汗腺炎かも?迷ったらひふ科へ!」をユーシービージャパン公式YouTubeチャンネルにて生配信しました。
アーカイブ動画
本イベントでは、筑波大学医学医療系皮膚科 教授 乃村俊史先生、琉球大学大学院医学研究科 皮膚科学講座 講師 山口さやか先生、お笑いコンビ・ぺこぱのシュウペイさん・松陰寺太勇さんが登壇し、HSの症状や治療法、皮膚科受診の大切さについて発信しました。

(左から)道岡桃子さん(イベントMC)、山口さやか先生、乃村俊史先生、シュウベイさん、松陰寺太男さん
HSは、わきの下やお尻、太ももの付け根、間擦部などに発生し、皮膚の痛みや腫れ、炎症を伴う慢性の皮膚疾患です。進行すると激しい痛みを引き起こし、日常生活に支障をきたすこともあります。この疾患は、早期の受診と適切な治療が重要であるとされる一方で、認知度が低く、確定診断までに平均7年ほどを要するという報告があります1。
本イベントでは、皮膚科受診をテーマにしたクイズや、HSセルフチェックシート等も交えながら、HSの症状や治療法、皮膚科受診の重要性について分かりやすく解説しました。また、「気になる症状があれば様子見をせず、早めに皮膚科を受診することが大切である」というメッセージを、医師による解説やぺこぱのお二人とのトークを通じて発信しました。
1 Saunte DM, et al.︓Br J Dermatol. 173(6)︓1546-1549, 2015
トークイベントレポート
乃村俊史先生からは、HSがわきの下や太ももの付け根、臀部などに痛みや膿を伴う症状が現れ、再発を繰り返す慢性の皮膚疾患であることや、症状が悪化する要因、さらに重症化した場合の日常生活への影響について解説いただきました。
また、HSは突然重症化するのではなく、徐々に進行していくことが知られていると説明。実際の症例写真を交えながら、重症化する前に早期に治療を開始することの重要性についてお話しいただきました。最後に、「こうした症状に心当たりのある方は、お近くの皮膚科を受診していただければと思います」と呼びかけました。

山口さやか先生からは、HSの治療についてご紹介いただきました。患者さんの症状や重症度に合わせて、炎症を抑えるための薬物治療、排膿や切除などを行う外科治療、痛み止めや精神的なケアを行う補助的治療、食事や運動の指導、禁煙などを行う生活指導を組み合わせて治療をすることをご紹介いただきました。また、軽症の段階から治療を開始することで症状の進行を抑えられる可能性があるとして、「悪化する前に皮膚科を受診してほしい」と呼びかけました。さらに、HSは世界的に研究や新たな治療法の開発が進められている分野であることにも触れ、「諦めずに相談してほしい」とメッセージを送りました。

ぺこぱのお二人は、イベント冒頭でHSについて「知らなかった」とコメントし、これまで皮膚の症状があっても「そのうち治るだろう」と様子を見たり、市販薬で対応したりすることが多く、皮膚科受診をためらっていたと明かしました。
乃村先生、山口先生とのトークを通してHSへの理解を深めるとともに、症状検索や病院検索サービスについて知ったことで、「早い気付きにつながると思った」、「病院へ行くハードルが下がるのではないかと思った」と語りました。またシュウペイさんは、「病気について知る人が増えることで患者さんも相談しやすくなると思う」、松陰寺さんは「気になる症状がある方は迷わず病院に行ってほしい」とコメントし、周囲の理解と早期受診の大切さを伝えました。

2026年8月作成 / JP-DA-2600425

