MGとは

患者数、発症年齢は?1,2)

重症筋無力症(MG)は、小児から高齢者まで幅広い年齢で発症する病気ですが、近年では50歳以上で発症する方の割合が増えています。


2018年の全国疫学調査の報告によると、国内のMG患者さんは29,210人と推定されています。

小児から高齢者まで幅広い年齢で発症し、発症年齢の中央値※は59歳でした。

※ 中央値:MG患者さんの発症年齢を低い順に並べて、ちょうど真ん中にあたる数値

重症筋無力症(MG)の患者数と発症年齢の分布を示し、発症は50〜70歳代に多いことを示すグラフ

なお、前回(2006年)の全国疫学調査の報告では、国内のMG患者さんは推定15,100人(人口10万人あたり11.8人)でした。MG患者さんはおよそ10年間で約2倍に増加し、特に50歳以上で発症する方の割合が増えています。50歳以上で発症する方は、2006年の報告では41.7%でしたが、2018年の報告では66.1%でした。

男女差はあるの?1, 2)

2018年の全国疫学調査の報告によると患者数は女性のほうがやや多く(女性が男性の1.15倍)、発症年齢の中央値は男性60歳、女性58歳とされています。男性は65~70歳をピークに上昇がみられ、女性は40~45歳と70~75歳でピークがみられます。

重症筋無力症(MG)の男女差(女性がやや多い)と男女別の発症年齢分布を示す図

一方、2006年の全国疫学調査の報告では、男女比は1:1.7(女性が男性の1.7倍)でした。2006年の報告と比較して、2018年の報告では全患者数に対する男性の割合が増加していることがわかります。

文献

1) Yoshikawa H et al.: PloS One 2022; 17(9): e0274161

2) Murai H et al.: J Neurol Sci 2011; 305(1-2): 97-102

 

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